・私が決めていること
年5回の伊勢神宮参拝。これは悠仁様がお生まれになったその日からずっと続けていること。それは、その当時お世継ぎの親王様が一人もいらっしゃらなかったことによる。時の政権は小泉内閣で女系継承ありきでその時危機感を感じた。我が国は神武天皇以来ずっと男系一系で今の天皇陛下まで繋いできた。八方の内親王様が即位された例はあるがそれは男系の血族から繋いできたもので、そこからのお世継ぎは存在しない。内親王様からのお世継ぎは日本の歴史上はない。
余談だが、女系になりそうな例として道鏡事件がある。奈良時代の事件だが時の称徳天皇(女性天皇)が高僧で朝廷の中で高い位に上り詰めた弓削道鏡に天皇の位を与えようとした。幸いにも和気清麻呂や朝廷の重臣たちによって止められたが、これが実行されていれば中国みたいな易姓革命が日本で起こって国柄は全く変わっていたと思う。
この時もそうなってほしくないとの想いから、秋篠宮妃紀子さまが第三子を御懐妊あそばせた頃から親王様誕生を祈りに伊勢神宮へ毎月参拝に訪れた。
もし親王様がご誕生遊ばされた暁には、その日から3か月一回健やかな成長を祈りに訪れますとそこで誓った。
そして九月の御出産予定日の日、この日を休みにして伊勢神宮へ参拝に訪れた。内親王様が親王様か?できれば親王様であってほしいとの不安な気持ちで内宮へ参拝を終わり、休息所で親王様お誕生と耳にしたときほっとした。ひとまず安心したが、これからすくすくと成人になるまで無事に成長あそばすように祈っていくしかない。
そこから、3か月1回の伊勢神宮参拝が始まった。万世一系の皇統の継承。我が国の安寧。もちろん日本の伝統文化に基づいた変化を祈ってきた。途中1回だけ入院して参拝できなかったこともあるが、それ以外欠かさず、悠仁様の誕生月の9月を基準として12月、年明けの1月、3月、6月とその月には欠かさず参拝してきた。
そして、その祈りの為の参拝を続けて気が付いたら18年経っていた。お誕生あそばされた悠仁様は今年で18歳、大学生になろうかという歳にお成りになった。今世の中には皇統を継がないとか、内親王様を天皇陛下にという声が強くなっているように感じるが、道鏡事件のように皇統でない者が皇位を簒奪する恐れに対して何一つ議論がされていないのはどうしてだろうか?
それこそ、今まで祖先が培って必死に守ろうとしたものをいとも簡単に反故にしてしまう行為で、祖先に対して何と顔向けできるのであろうか?今まで築いてきた日本の伝統と文化、そして世界的に見てもただ一つしかない日本文明をいとも簡単に失くしてしまう。それも、効率化、費用対効果の名の下にかけがえのない文化を捨ててしまうことがまかり通っている現代において一番大事なものはこの文化ではないのだろうか?
その想いがあり、そういった文化を消してしまうような動きに対して、少しでも抵抗できるよう祈りに伊勢神宮へ参拝にこれからも参っていく。もちろん、日本の文化伝統の幾久しい継承と皇統の健やかな継承も含めて。